モンゴルの結婚式

アジア第二弾となる国はモンゴルである。意外に近くにある国ではあるが、モンゴルについて知っていることはあまりない人が多いのではないのだろうか。今回のモンゴルの結婚式によってモンゴルという国の良さが伝わると私はうれしい。

結婚式を行う前に、やらなくてはならないことがあるらしい。モンゴルの都市、ウランバートルに結婚式宮殿というところがある。そこで、イギリスやドイツと同じように結婚証明書を記入し、ここで指輪を交換する。
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なんだが、こうしていろいろな国を見てみると、本当に様々な結婚式方法があり、そして、日本と近くの国であっても、全く違うのだなと実感してしまう。日本の場合は、挙式の流れの中に指輪の交換が含まれているが、今のところ、そうしているのは日本だけである。

さらに、新郎が吉日を選んで新婦の家に結納の品物を贈る。その際には、現金、衣服、布やアクセサリーなどを贈る。また、新婦の家には、嫁入り道具として、箪笥、寝具、衣服やアクセサリーなどを準備しておく。それらの準備をすべて終えてから、数日後、結婚式が始まる。

モンゴルの結婚式は昔からの伝統を今でも忠実に守っているという。ゆえに、今でも昔のままの流れで行うため、日本では考えられない物事が多く存在する。その、結婚式当日、新郎は介添人と共に新婦を家まで迎えに行く。しかし、ただ、迎えに行くだけではなく、新婦を迎えに行く道中、新郎は一切口を開いてはならず、やり取りなどはすべて介添人が行うという。
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また、手を動かすことも禁止されているため、食事も介添人が行う。そして、新婦の家に着いた際には、新郎は一人で過ごさなくてはならない。その間に新郎の親戚は新婦の準備した嫁入り道具を運び出す。その後、新婦と共に新郎の家に戻るというのが流れである。

今となっては、なぜ話すことができないのか、手を動かすことができないのかなど、現地の人でさえもわからないという。しかし、昔から伝わる伝統を壊したくないというモンゴル人は今でもなおこのような形をとって結婚式を挙げるのだ。

さらに、この結婚式は3日間続くといわれている。上記は初日に、2日目は天地と祖先に拝むという儀式を、3日目は祖先の墓参りに行くという。これらも、今となっては分からずじまいになっているという。しかし、正義感の強いモンゴル人だからこそ、今まで伝統を守り続けていられたのだろう。